小倉唯の代表作といえば、どんな作品が最初に浮かびますか?
特徴的な声で多くの幼女~少女キャラクターを演じており、演技からにじみ出てくる可愛らしさに魅了されている人も多いのではないでしょうか。
このページでは声優として活躍する小倉唯のプロフィールや魅力、出演した代表作について、詳しく紹介していきます。
また最後には、小倉唯が出演している作品を無料で見る方法も紹介!
小倉唯の大ファンという方や、演技や声に魅了されている方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
目次
小倉唯のプロフィール
小倉唯は1995年8月15日生まれ群馬県出身、クレアボイスに所属する女性声優。
中学生ながら声優デビューを果たしており、芸歴10年以上を誇る声優の1人ですが、当時から本業と歌手活動の両面で活躍していました。
アニメでは2009年の作品『夢色パティシエール』ミント役として初めてメインキャラクターを担当すれば、2011年『ロウきゅーぶ!』袴田 ひなた役と『神様のメモ帳』アリス役で、一気に知名度を上げることに。
その後もコンスタントに主人公、ヒロイン、メインキャラクターを演じ続けては、幅広いキャラクターを演じるようにもなり、演技力に磨きがかかっています。
小倉唯は中学生のときから声優デビューをし、その後も高校・大学と進学をしていることから、しっかり学業と声優業を両立させていたことが窺えます。
2013年には学業との両立が難しく、石原夏織らが参加していたユニット「StylipS」を卒業することが発表されていますが、これも苦渋の決断だったかもしれません。
しかし様々な苦労を経て、小倉唯はソロアーティストとしても活躍するようになり、人気声優としての地位を確立するようになるのでした。
今日の活躍は学生時代の積み重ねがあってのもので、伊達に中学生のときから声優デビューをしていないことが、彼女の経歴から窺い知ることができます。
「Cherry×Airline」発売記念LINE LIVEでした⭐️ご視聴ありがとうございました🙇#小倉唯LINELIVE15 pic.twitter.com/hjPtRGzUMM
— 小倉 唯 Official (@OY_A_Official) 2018年9月15日
様々なユニットに参加しながらソロ活動を展開
声優を本業としながらも、小倉唯はアーティストとして様々なユニットに参加して、音楽活動を展開させています。
デビューして間もなく、同じ事務所に所属する石原夏織とは「ゆいかおり」を結成し、2011年12月には松永真穂・能登有沙・石原夏織とのユニット「StylipS」としても活躍。
さらに2012年、当時まだ高校生ながら歌手としてソロデビューも果たし、小倉唯の歴史をひも解くにあたって、音楽活動は切っても切れない関係にあることが分かるでしょう。
しかし学生として学業が本文であることから、複数のユニット活動とソロ活動を継続することは難しく、「StylipS」は卒業することが発表されます。
また一方で「ゆいかおり」での活動は、人気声優として活躍していくにつれて難しくなり、2017年6月いっぱいで活動休止になるのでした。
現在は歌手として活躍しながら、出演する作品のキャラクターソングなどを手がけ、声優アーティストとして精力的に活動している小倉唯。
人気声優として高い人気と評価を受ける彼女ですが、今日の活躍に至るまでは複数のユニットでの音楽活動が陰にあることは、説明するまでもありません。
日高里菜とは公私ともに親交を深める仲
小倉唯は学業と声優業を両立させながら活動していましたが、その苦労は計り知れないものがあり、本人も疲弊する毎日だったかもしれません。
そこに手を差し伸べたのが『ロウきゅーぶ!』で共演した日高里菜の存在で、彼女とはそれ以来公私ともに親交を深める間柄にあります。
学年が1つ上であり、日高里菜もまた学業と声優業を両立させている人物であったため、彼女の存在が小倉唯を奮起させるきっかけになっています。
また受験勉強でも日高里菜は親身になって面倒を見てくれたとのエピソードを語っており、まるで本物の姉妹であるかのような関係に感じられるでしょう。
分からないところは教えてもらい、仕事においても悩みを聞いてくれる頼もしい存在で、人気声優・小倉唯を作り上げたのは、日高里菜と言っても過言ではありません。

小倉唯が出演した代表作
それではさっそく、小倉唯が出演した代表作を紹介していきましょう。
数多くの作品にメインキャラクターとして出演している中、彼女の特徴が出ている作品を中心にピックアップしてみました。
どのような作品に出演し、どのようなキャラクターを演じているのかをチェックしてもら、小倉唯の魅力に触れてみてくださいね。
ロウきゅーぶ!
『ロウきゅーぶ!』は第1期が2011年7月~9月、第2期が2013年7月~9月に放送されたアニメで、バスケットボールを題材にした作品。
女子小学生のバスケットボールチームでコーチをすることになった長谷川 昴が、部活存続の危機を回避させながら、公式戦出場を目指すなど、ライトノベルにはあまり見られないスポ根が盛り込まれています。
小倉唯はバスケ部の1人である袴田 ひなた(はかまだ ひなた)役を務めており、マイペースで天然な様子を多く見せる幼いキャラクターを演じています。
幼くて天然だけど大人びた一面を持つひなた
袴田 ひなたは慧心学園初等部6年生の少女ですが、幼い容姿に加えて、マイペースで天然な性格から、とても幼い印象を受けるでしょう。
いつも笑顔を絶やさず、思わず守ってあげたくなるような印象もあり、長谷川 昴を「お兄ちゃん」と慕って、愛くるしい様子を見せているのもポイントに。
しかし一方で内面は達観していて大人びた部分を持っており、チームでは人一倍の責任感を持つだけでなく、仲間をたしなめる姿もあるなど、多彩な一面を覗かせています。
またシュートを打ってもリングに届かず、基礎体力も不足していて練習からついていくのがやっとでしたが、ひなたは必至についていこうと練習に取り組む努力家でもあります。
その甲斐もあってミドルシュートを華麗に決めるようになれば、ドリブルからトリッキーな動きを取れるようになるなど、目立ったプレイが見られるようになるのでした。
小倉唯は見た目こそふわふわとしているひなたを熱演していますが、その内に秘めたる情熱や想いを抱えている様子も演技しています。
とりわけ合宿などで猛特訓している様子では、足手まといならないように必死になって練習を積む様子があり、ひなたの決死の想いが伝わってくるのではないでしょうか?
バスケ以外のシーンでは天然で可愛らしい部分が魅力的ですが、その他で見せているひなたの表情、すなわちデビューして間もない小倉唯の演技に注目してみてくださいください。
変態王子と笑わない猫。
『変態王子と笑わない猫。』は2013年4月~6月まで放送されたアニメで、さがら総が原作を手がけ、イラストはカントクが務める人気ライトノベルが原作の作品。
第6回MF文庫Jライトノベル新人賞最優秀賞を受賞した作品でもあり、アニメ化以外にもコミカライズ化されるといったメディアミックス展開が見られます。
小倉唯はヒロインの筒隠 月子(つつかくし つきこ)役を担当していて、幼い容姿を持っていますが、淡々とした表情と語気が描かれている少女を熱演しています。
様々な感情を抱きながらも表現できない難しさ
『変態王子と笑わない猫。』では、登場キャラクターたちが「笑わない猫」に本音を引き取ってもらい、様々なものを引き取ってもらうところから物語が始まります。
主人公である横寺 陽人(よこでら ようと)は本音を言えないことから「建前」を引き取ってもらい、小倉唯演じるヒロインの筒隠 月子は「表情」を引き取ってもらいました。
その結果、月子は感情が表に出なくなるようになり、常に淡々と話して過ごすようになりますが、決して感情までは消えたわけではありません。
作中では陽人に対して好意を寄せている様子があり、彼が他の女子と親しげに接している様子を見れば、不機嫌になる様子が描かれています。
何より姉である筒隠 つくし(つつかくし つくし)を苦手にしており、彼女を前にすると苦手としている様子が月子の言動から見て取れるでしょう。
小倉唯は表情がないという特殊なキャラクターを演じていますが、それでも好き嫌いの感情見える演技を見せており、デビュー当初と比べると大きく成長している様子が窺えます。
それまで幼く天真爛漫さが出ているキャラクターばかりでしたが、月子に限ってはクールに振る舞っている様子が顕著で、演技力に磨きがかかっていることも分かるでしょう。
声優として大きく成長している様子が手に取るようにわかる作品であるため、小倉唯の遍歴を辿るには最適の作品と言えるでしょう。
アクエリオンEVOL
『アクエリオンEVOL』は2012年1月~6月まで放送されたアニメで、オリジナルSFロボットアニメ『創聖のアクエリオン』の続編となる作品。
同作品ではアクエリオンに重要な「恋愛」が禁止された世界でが舞台となっており、さらには立場や出自の異なる者同士の相互理解や人間的成長などが描かれています。
小倉唯は恥ずかしがり屋の小柄ながら少女ユノハ・スルールを演じており、エレメント能力として光学透化の力を持ちますが、恥ずかしくなると透明になるという性質があります。
敵陣営のスパイと惹かれ合っていくユノハ
ユノハ・スルールは極度の恥ずかしがり屋で、さらにエレメント能力「光学透化」によって、ほとんどその姿が認知されていない少女。
エレメント能力は学園に編入してから誰とも馴染むことができなかったため、「いっそ本当に誰からも見えなくなってしまえば」と願ったことで発現しています。
しかし仲間たちと触れ合うようになると、その姿を見せるようにはなりますが、性格は相変わらずであるため透明になる癖は変わりません。
そんな風にして過ごしていると、ユノハは転入生のジンと名乗る少年に出会い、同じ境遇を辿ってきたことから、彼に近づいていきます。
臆病な性格をしていますが、ユノハが持っている心優しい部分をしっかりと表現しており、それでいて日常では恥ずかしがり屋の部分を披露している小倉唯。
ジンとは敵同士でありながらも、心惹かれ合っている様子が明らかで、彼が死んでしまった際には涙を流す様子が描かれています。
しかしジンの魂と接触して立ち直る姿も見せており、心が折れてしまう様子から立ち直る瞬間など、人間の持つ感情を最大限に演技していると言えるでしょう。
『創勢のアクエリオンEVOL』では転生したユノハとジンの行く末が描かれていて、2人が改めて本当の気持ちを交わし合っている様子は必見で、物語の内容がより引き立つよう、小倉唯も真剣に演技をしている様子が窺えます。
ViVid Strike!
『ViVid Strike!』は2016年10月~12月まで放送されたアニメで、『魔法少女リリカルなのは』シリーズの第5期の作品ともなっています。
小倉唯は主人公の1人であるフーカ・レヴェントンの幼馴染であるリンネ・ベルリネッタ役を担当していて、無敗の強さを誇るキャラクターを演じています。
取り繕った強さを見せるリンネ
『ViVid Strike!』において、リンネ・ベルリネッタはDSAAの強豪選手として描かれており、デビュー以来ほぼ無敗という活躍を残しています。
主人公のフーカ・レヴェントンとは幼馴染の関係にありますが、当時は大人しく引っ込み思案の少女で、いつも彼女に守られている存在でした。
その後はベルリネッタ家に幼女として迎えられますが、敬愛する養祖父ロイが急死した際、学校でいじめっ子3人によるいじめを受けたせいで立ち会うことができませんでした。
凛絵はその報復としていじめっ子に対して暴力で制裁をしますが、これが大きく報道されることとなり、自身は自責の念に捕らわれてしまうことに。
一方で格闘技の潜在能力を開花させるきっかけにもなっていて、少しでも前を向こうと強さに固執するようになります。
過去の生い立ちから力を求める様子が強いリンネですが、その気持ちは戦いの中で強く描かれており、迷いながら対峙している様子が顕著になっています。
やがてその姿勢が幼馴染であるフーカとの軋轢を生むことになっていますが、数年後には和解することができ、関係を取り戻すに至るのでした。
友情を修復するに至るまでのリンネには様々な葛藤が見られ、また高町 ヴィヴィオに敗北した際も再びふさぎ込むといった様子があり、様々な感情が見られます。
そんな一つ一つのシーンを丁寧に演じているのが小倉唯で、人気声優としてファンから支持をされるだけでなく、演技力にも磨きがかかっていることが分かるでしょう。

りゅうおうのおしごと!
『りゅうおうのおしごと!』は2018年1月~3月まで放送されたアニメで、原作は『のうりん』などを手がける白鳥士郎のライトノベルが原作の作品。
小倉唯は主人公の九頭竜 八一(くずりゅう やいち)のアパートに集まる女子小学生たちによる研究会「JS研」に所属する1人であるシャルロット・イゾアールを演じています。
とても幼い少女を魅力的に演じる小倉唯
小倉唯は京都のフランス人学校に通うシャルロット・イズアールを演じていますが、6歳という年齢だけでなく、舌足らずな彼女を見事に演じ切っています。
八一を「ちちょ(師匠」と呼び、自身の名前も「しゃうおっとぃずぁーう」と発音するように、少女役を多く演じてきた小倉唯にとって、あまり経験のない役柄だったがはず。
それでも幼い少女を熱演しており、年相応らしく喜怒哀楽がハッキリしている様子も見て取れ、アフレコ収録事前に相当なイメージを積んでいたことでしょう。
作中では「八一のお嫁さん」という設定が生きており、一緒にお風呂に入ろうとする様子や番組中にキスをするといった様子が見られ、おませなところを見せているのも印象的。
6歳ながらもお嫁さんのように振る舞っている様子はとても可愛らしいばかりで、小倉唯以外の声優が演技をしても、魅力的に見えないのではとおもうばかりです。
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「『ロウきゅーぶ!』ひなたの演技をもう一度みたい!」
「だんだん演技力も幅が広がっているよね!」
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