TVアニメ月刊少女野崎くんは、2014年7月〜2014年9月までテレビ東京、テレビ大阪、テレビ北海道などの7局で全12話放送されました。
原作は、椿いづみの同名タイトル4コマ漫画作品です。
ガンガンONLINEにて2011年8月から連載開始、現在も連載が続いており、コミックスは10巻まで発売されています。
このページでは、月刊少女野崎くんのアニメのあらすじや見どころについて詳しく解説します。
もちろんネタバレはありません。
テレビ放映を見逃してしまった方に向けて、無料で見る方法もご紹介。
月刊少女野崎くんが好きな方、気になっている方、ぜひチェックしてみてください。
目次
月刊少女野崎くんのあらすじ
浪漫学園に通う佐倉千代(さくらちよ)は隣のクラスの野崎梅太郎(のざきうめたろう)に告白することを決意します。
しかし、「ファンです」と伝えてしまい自分のファンだと勘違いした野崎は千代にサインをプレゼントし、家に招きます。
困惑している千代に野崎が頼んだのは漫画のベタ塗り、実は野崎は人気少女漫画家だということを知るのです。
千代の他にもキザだがツンデレ気質のある御子柴美琴(みこしばみこと)、演劇部の部長である堀政行(ほりまさゆき)、バスケ部の後輩である若松博隆(わかまつひろたか)がアシスタントを担当し、中心人物として話が展開していきます。
他にも、千代の友人でガサツな性格だか綺麗な歌声を持つ瀬尾結月(せおゆづき)、演劇部所属で御子柴と同じクラスの鹿島遊(かしまゆう)は野崎が漫画家だということは知りませんが、交友関係を横にも広げていきます。
野崎と千代を含むアシスタントは漫画家としての日々を過ごしながら、勘違いの絡み合った日常を過ごしていくのです。
原作者は双子作家の椿いづみさん
月刊少女野崎くんの作者は椿いづみさんです。
小学校から高校までの教員免許をもっており、2002年に花とゆめにて「縮めてディスタンス」が掲載され、デビューします。
双子の妹の古賀よしきさんも漫画家であり、少女コミックで連載をしています。
週刊少年ジャンプで連載していたうすた京介さんの影響で、ギャグ要素のあるコメディ作品をメインにしています。
月刊少女野崎くんも学園コメディ漫画のジャンルです。
現在は月刊少女野崎くんの他に、花とゆめにて「俺様ティーチャー」を2007年から連載しています。
月刊少女野崎くん、俺様ティーチャー共に人気作品ですので是非読んでみてください。
月刊少女野崎くんのメインキャスト
月刊少女野崎くんは、男子高校生でありながら少女漫画家である主人公と、アシスタントを務めるヒロインや友人などの個性豊かなメインキャラクター7人を紹介していきます。
野崎 梅太郎(のざき うめたろう)
CV:中村悠一
本作の主人公です。
普段は表情が乏しいが、月刊少女ロマンスという月刊誌で「夢野咲子」とペンネームをつけ、「恋しよっ♡」を連載している売れっ子少女漫画家です。
繊細な心理描写と華やかな画面を作風にしているが、漫画以外の趣味がなく本人の言動にデリカシーや遠慮が感じられないところがあります。
そのため、クラスメイトに説明しても信じてもらえておらず、学校内で事実を知っているのはアシスタントを担当している友人と先輩のみです。
学校の近くのマンションで一人暮らしをしているため、家事全般は得意です。

佐倉 千代(さくら ちよ)
CV:小澤亜李
本作のヒロインでツッコミ役です。
野崎に好意を寄せており、告白をするも「ファンです」と言ってしまいます。
自分の漫画のファンと勘違いをした野崎から夢野咲子としてのサインを貰い、そこで野崎が少女漫画家であることを知ります。
千代が美術部であることを知っていた野崎に連れられ、そのまま流れで野崎のアシスタントとしてベタ担当に。
野崎の言動に賛同するタイプであり、ツッコミ役ではありますが、ノリが良く場の空気に飲まれることもしばしば。
御子柴 美琴(みこしば みこと)
CV:岡本信彦
千代がアシスタントとして加わる前からアシスタントをしており、花、小物、効果を担当しています。
ワルそうな雰囲気を出しながらキザなセリフを口にし、女子生徒たちからの人気が凄まじいもの。
しかし本人は恥ずかしがり屋でツンデレ気質、小心者で残念なイケメンキャラであるため、野崎は心の中で「みこりん」と呼んでいます。
その性格もあって「恋しよっ♡」のヒロインのモデルになっていますが、本人は気付いていません。
千代は野崎経由で仲良くなり、3人で行動することが多く、ツッコミの千代に対して更にツッコミをするなど、良識的であるが故に気苦労が絶えない人物です。

鹿島 遊(かしま ゆう)
CV:中原麻衣
御子柴と同じクラスの演劇部所属です。
中性的な容姿で頭脳明晰なおかつコミュニケーション能力がずば抜けており、女子ながら男子としてのモテ要素を網羅しています。
そのため、女子からの人気は絶大で所属している演劇部でも王子役を任されることが多いので、男子からは「学園の王子様」と呼ばれており、ほとんどの人からは「鹿島くん」と呼ばれています。
御子柴とは1年生の頃から同じクラスで一方的にライバル視されていましたが、すっかり打ち解けています。
女子と遊ぶために部活の遅刻、サボりの常習犯でもあるため、「お迎え」というなの力技を演劇部部長の堀から受けることも。
部長の堀を嫌うことなくむしろ慕っており、自分が特別扱いされているとポジティブに捉えています。
堀 政行(ほり まさゆき)
CV:小野友樹
3年生で演劇部の部長をしています。
真面目な性格をしていますが、鹿島に対して力技を繰り出す短気な面もあります。
鹿島を演劇部に勧誘したのも堀で、本人に言わないだけ鹿島の顔が好きでよく絶賛しているので、野崎や千代からは「親バカ」と言われることも。
演劇部の中で演技は抜群に上手だが、自身の背の低さは演劇には不向きと劇には出ず、大道具を担当しています。
演劇の脚本を野崎に書いてもらう代わりに、アシスタントをしており背景を担当しています。
このことは鹿島には内緒で、鹿島と仲の良い御子柴にも秘密にしています。

瀬尾 結月(せお ゆづき)
CV:沢城みゆき
千代と同じクラスで声楽部所属です。
本人に悪気はないが自意識過剰でがさつ、空気や人の感情が読めない性格で、常に誰かを怒らせています。
運動神経が良く、運動部から助っ人を頼まれることが多いが、ラフプレーやファウルが目立つため、嫌な相手と対戦することを想定したり自己中心的なプレイから反面教師的意味合いを持っています。
声楽部に所属しており、本人の性格とは正反対の天使の歌声を持っていることから「声楽部のローレライ」と呼ばれています。

若松 博隆(わかまつ ひろたか)
CV:木村良平
1年生でバスケ部所属です。
純粋で繊細な性格をしているため、助っ人として来ていた結月の影響で寝不足に。
野崎の家で聴いた結月の歌声を聴くとぐっすり眠れるようになりましたが、声楽部のローレライが結月だとは知りません。
野崎の中学時代バスケ部の後輩で、当時野崎のことをカッコいいと思っていたが、現在の漫画に専念している姿を見て残念に思っています。
消しゴムかけの手伝いをよくしていましたが、アシスタントの中では1番器用で、トーン貼りも担当しています。
月刊少女野崎くんの見どころ
TVアニメ月刊少女野崎くんは、コメディ漫画に位置付けられるほど、作中でのギャグ要素が多く含まれています。
今回はその中でもギャグ要素と恋愛要素についてご紹介します。
テンポのいいツッコミとボケ
月刊少女野崎くんのギャグ要素を構築しているのが、ツッコミとボケが織りなすキャラクター同士の会話です。
月刊少女野崎くんは、ツッコミとボケどちらも兼ね備えているキャラクターがほとんど。
主なツッコミ役キャラクターは千代、御子柴、堀です。
中でも1番のツッコミ役と言っていいのは御子柴です。
ボケメインの野崎、野崎の言うことはなんでも従う千代の3人で行動することが多く、主に2人に対してツッコミをしています。
その2人のみならず、同じクラスの鹿島に対してツッコミをすることもしばしば。
御子柴のツッコミの役割が月刊少女野崎くんの中で1番重要と言っても過言ではありません。
主なボケ役キャラクターはは野崎、千代、瀬尾です。
中でも1番のボケ担当は野崎です。
主に堀、御子柴、それに自身の担当の宮前からツッコミをされていますが、時にはノリのいい千代からツッコミをされることも。
瀬尾も空気が読めないからこその言動が多く、普段ボケを担当している野崎や千代を含め、周りのキャラクターからのツッコミが絶えません。
キャラクター同士のツッコミとボケがうまく組み合わされているからこそ、どの話もテンポよく進み、笑いが止まらない展開だらけであっという間に30分が過ぎてしまうほどです。
交差する恋愛感情
ギャグだけで終わらないのが月刊少女野崎くんです。
入学式のときから野崎のことが好きな千代ですが、アプローチをしてもなかなか野崎は気付いてくれません。
野崎のアシスタント始めたことによりに、触れ合う時間が増えたため時に野崎のことが好きなことを忘れてしまうこともありますが、野崎の些細な言動に惹かれています。
現時点で恋心を認めているのは千代のみですが、他のキャラクターでもさまざまな恋愛事情が繰り広げられています。
まずは、瀬尾と若松です。
若松は不眠症気味でしたが、声楽部のローレライの歌声を聴くとぐっすり眠ってしまいます。
自分の不眠症を解消してくれた声楽部のローレライに憧れを抱いており会ってみたいと思っていますが未だ叶わず、また、声楽部のローレライの正体が瀬尾だとは気付いていません。
何かと突っかかってくる瀬尾に対して、苦手意識を持っていながら、傍から見ると懐いているようにしか見えず、瀬尾からは気に入られています。
映画を観に行ったり、買い物に行ったりと苦手ながらも一緒に行動することが多いです。
次に、鹿島と堀です。
2人とも演劇部であり、サボり癖のある鹿島を堀が力づくで連れ戻したりと暴力的な面もありますが、鹿島を演劇部に勧誘したのは堀です。
鹿島自身、暴力的な扱いを受けてもなお堀に対して好意全開に慕っており、いつか堀と演劇がしたいと思っています。
堀自身も、ルックスのいい鹿島の王子様役が1番だと思っていたり、何かと鹿島のことを考えているため、顔が分からない馬のマスクをかぶっていても鹿島だと判断できてしまいます。
野崎と千代の恋愛事情も含めて、瀬尾と若松、鹿島と堀、この2組の今後の展開にも期待ができます。
月刊少女野崎くんを無料を観る方法
月刊少女野崎くんの放送は終了しており、現在テレビでの再放送も行なっておりません。
VODでの視聴方法ですが、U-NEXTとdアニメストアは初回31日間無料で視聴することが可能です。
残念ながらAmazonプライムでは配信されておらず観ることができません。
また、違法アップロードサイトでも無料で観ることが出来ますが、再放送やVODの無料期間で観ることができるので、違法サイトは使用しないようにしましょう。
10月にはアニメカフェが始まる人気の月刊少女野崎くんを、是非チェックしてみてください。


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