林原めぐみの代表作と言えば、あなたはどんな作品が思い浮かびますか?
一世を風靡した人気声優と称しても決して過大評価ではない、今やベテラン声優となった林原めぐみ。
こちらのページでは、声優:林原めぐみのプロフィールや魅力、主な出演作品など詳しくご紹介します。
林原めぐみファンの方はもちろん、あまり彼女に詳しくないという方も必見ですよ!
無料でアニメを見る方法もお伝えしますので、そちらも併せてチェックしてみてくださいね。
林原めぐみのプロフィール
林原めぐみは東京都出身で、1967年3月30日生まれ。
長期的に声優として活動し、昨今の声優人気の礎を築いた人物と言っても過言ではないでしょう。
1999年までは声優事務所:アーツビジョンに所属していましたが、スケジュール管理を自身で行うことを優先して考えた結果、個人事務所:ウッドパークオフィスを設立。
コンスタントに有名作品の主要人物として登場しています。
また、歌手としても精力的に活動を行い、声優アーティストとしての地盤を確立させた林原めぐみ。
ラジオ出演に歌手活動、作詞家としての側面も持ち、本当に多才な能力を持つ声優と言えるのではないでしょうか。
公式Twitterが開設されていないのは残念ですが、代わりに公式ブログで林原めぐみの日常が毎日のようにアップされていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
活発なキャラもクールビューティーも自由自在
活発なキャラクターからクールなキャラクターまで自在に演じる林原めぐみですが、個人的にはどちらも甲乙つけがたい魅力があると思います。
具体的な役柄に関しては後述しますが、惹き込まれるような声質で安定した高い演技力を披露する声優としての実力は、さすが最前線で活躍し続けている人気声優といった印象。
また、人間のキャラクターだけではなく、子ども向け人気キャラクターのCVも担当していることから、幅広い年齢層に支持されていると言えるのではないでしょうか。
きっとその出演歴を知れば
「えっ!このキャラって林原めぐみだったの?」
なんて驚くこともあると思いますよ。
林原めぐみが出演した代表作
それでは具体的に、林原めぐみが出演した代表作をいくつかご紹介します。
1986年に声優としてのデビューを果たし、2018年現在でも主要人物のCVを担当することもあるほどの実力派声優ですので、出演した作品は数え切れないほど。
その中でも特に彼女の魅力が光る作品をピックアップしましたので、見たことがないアニメがありましたらぜひ一度ご覧になってください。
新世紀エヴァンゲリオン
新世紀エヴァンゲリオンは1995年から1996年に渡り放送されたアニメで、劇場版アニメや様々なメディアミックスを果たしている有名作品。
アニメに興味がないという方でもエヴァンゲリオンは知っているという方も多く、多くの人気を集めている作品であることも疑う余地がないでしょう。
綾波レイ役は当時の彼女における新境地
そんなエヴァンゲリオンにおいて、メインヒロインの1人である綾波レイを林原めぐみが演じています。
綾波レイを演じるまでは活発なキャラクターを演じることが多く、脇役でも元気なキャラやはっきりとした性格のキャラクターを担当してきた彼女。
そんな彼女の演技における幅を広げたキャラクターが、綾波レイと言えるのではないでしょうか。
整ったルックスとドキッとする名言が魅力
綾波レイは口数が少なく、エヴァンゲリオンに乗って使徒と戦うことに消極的な主人公・碇シンジとは対照的に、感情表現がまったくと言って良いほどありません。
しかしシンジに対して時折見せる特別な感情や、整ったルックスから発せられる名言は多くの男性ファンがドキッとさせられたのではないでしょうか。
「あなたは死なないわ。私が守るもの」
テレビアニメ第6話で林原めぐみの声で発せられたこのセリフは、後世に残るアニメ史の名言と言えるでしょう。
そして綾波レイの乏しい感情面にはちゃんとした理由があるのですが、そのミステリアスな彼女の秘密が明かされるまでのストーリーも非常に見応えがあります。
綾波レイファンではなくとも純粋に名作アニメとして楽しめますし、ファンなら尚更繰り返し見ても飽きない作品ではないでしょうか。
20年以上前に放送された作品でありながら、今でも色褪せない魅力が多い新世紀エヴァンゲリオン。
林原めぐみのクールな側面に触れたい方は、こちらの作品から入ってみてください。
スレイヤーズ
スレイヤーズは1995年に放送されたアニメで、人気ライトノベルが原作になっていることから、2009年には五期の制作・放送が成された人気作品。
活発でチャーミングな役柄は真骨頂
林原めぐみの真骨頂とも言える、自由奔放で活発なキャラクター性が光る作品と言えるでしょう。
林原めぐみは主人公のリナ=インバースを演じていて、金銭的価値の高い物や財宝に目がなく、気に入らないことがあると割と簡単に魔法を発動して相手を吹っ飛ばしてしまうリナ。
自身の胸の小ささを気にして、その事実を相棒のガウリイに指摘されると頬を赤らめるシーンもあり、とてもチャーミングなキャラクターだと思います。
新世紀エヴァンゲリオンが放送された同年にスレイヤーズの一期アニメが放送されたこともあり、こちらの2作品で林原めぐみの人気が確立されたと言えるのではないでしょうか。
綾波レイとは正反対にあるような、自身の感情を露わにすることに対してまったく抵抗がないリナ。
作品のキャッチコピーでもあり、次回予告の最後に林原めぐみが口にする
「見てくんないと暴れちゃうぞ」
の言葉が特にリナの性格的特徴を表現していると思います。
呪文詠唱はファンなら暗記必須?
そんなスレイヤーズで個人的におすすめな点が2つ。
1つはリナの必殺技であり強大な魔法である、ドラグスレイブを詠唱するシーン。
「黄昏よりも暗き存在、血の流れよりも赤き存在」
という文言から始まる魔法詠唱は、あまたの女性主人公の中でも最高にかっこ良く、体中に電流が走るような衝撃を受けます。
林原めぐみファンでありスレイヤーズファンなら、ドラグスレイブの呪文詠唱は暗記しているという方も多いのではないでしょうか。
その他にもその上位魔法であるギガスレイブや、リナが発動した魔法の中で最強の威力を誇り、発動に危険も伴うラグナブレードなど、そのかっこ良さは留まることを知りません。
アニメ一期の第一話からいきなりドラグスレイブの発動シーンが見られますし、その後もギガスレイブや二期のラグナブレードなど、リナのかっこ良さは序盤からでも十分に堪能できます。
スレイヤーズのファンになっても、林原めぐみのファンになっても、どちらにせよついつい呪文詠唱は覚えたくなってしまう魅力があると思いますよ。
アドリブシーンも見ていて面白い
そしてもう1つおすすめしたい点が、林原めぐみと松本保典のアドリブシーンです。
スレイヤーズには2人が演じているキャラクターが食事をするシーンが多く見受けられるのですが、その内3割程度は2人のアドリブによってやり取りが成り立っているとのこと。
特に打ち合わせをしていないのに自然なやり取りが成されていて、阿吽の呼吸でスレイヤーズ特有の面白い食事バトルが見られます。
かっこ良いシーンと併せて、林原めぐみのアドリブ力にも目を光らせてみてください。
名探偵コナン
名探偵コナンは、1996年から2018年執筆現在まで長期間放送されている人気アニメ。
小学生になってしまった高校生探偵:工藤新一が江戸川コナンと名乗り、数々の事件解決に奔走するストーリーです。
林原めぐみは作中で灰原哀という役柄でCVを担当しています。
キーパーソン:灰原哀をクールに熱演
この灰原哀、登場するのこそ少し遅めですが、工藤新一が江戸川コナンになっていることを知っている数少ない存在の1人で、初登場から現在まで重要なシーンで存在感を放つことに。
子どもの見た目でありながら落ち着いた姿勢で大人びた口調なのと、コナンが実は新一であるという事実を知っているのには理由があります。
それは彼女が新一同様、敵対する組織に薬を服用され、小学生の身体にされていること。
その関係から2人のときはコナンのことを工藤君と呼び、彼と共に行動しているときに事件に巻き込まれたら、助手のような手助けをすることも少なくはありません。
当作品は原作も長期連載されていることから、人間関係や事件がどんどん複雑化していきますが、最終的にはコナンも哀も元に姿に戻ることを目的としていると思います。
作中におけるキーパーソンの1人であることは間違いないでしょう。
落ち着いた林原めぐみの声がたくさん聞ける
個人的には少し、エヴァンゲリオンの綾波レイと同じ雰囲気を感じることもあります。
クールな役柄ですので、レイのような印象を受ける方は多いのではないでしょうか。
ただ、レイよりも口数が多く、クールビューティーな大人の女性が身体だけ小さくなってしまったというキャラクターの哀。
林原めぐみの落ち着いた口調が聞きたい方には、もっともおすすめの作品だと思います。
基本的に1話、もしくは2話完結でアニメの進行が織りなされていますので、最初から見なくてもストーリーに入りやすいのも名探偵コナンの魅力的な面だと言えるでしょう。
タイトルは聞いたことがあるし、原作も少し目にしたことがあるという方でも、アニメを見てみるとまた違った魅力を味わえますので、林原めぐみのCVと併せて作品を楽しんでみてください。
昭和元禄落語心中
昭和元禄落語心中は2016年と2017年にテレビアニメが放送されました。
落語を題材としている珍しいアニメで、その話題性と深いストーリー展開から人気を集め、テレビドラマ化も予定している当作品。
危険な女性みよ吉の魅力を表現
林原めぐみは主人公:与太郎の落語の師匠である八代目八雲の兄弟弟子、二代目助六の奥さんを演じています。
みよ吉というキャラクターなのですが、複雑な環境で育ったことから、娼婦として多くの男性と関係を持ちながら生計を立てているいわゆる危険な女性。
初登場時は八雲の師匠である、七代目八雲の愛人としてその姿を現しますが、後々八代目八雲にも男性的な意味で興味を持ち始め、アプローチを開始します。
そしてその兄弟弟子である二代目助六とも懇意にし始め、紆余曲折あり結局八代目八雲には破局を告げられ、逃げるように二代目助六と四国に移住。
ひどく振られたことから落語に対する嫌悪感が拭えず、ロクに働きもしない助六にも愛想をつかして出て行ってしまい、転落事故により不幸な人生に幕を閉じる悲しい女性を演じています。
お色気キャラが予想以上にハマり役
こちらの役柄は、林原めぐみの演じているキャラクターの中では珍しい、お色気キャラクターだと言えるでしょう。
娼婦として働いていた経験を持つことから、とにかく見た目からも火遊びが好きな女性という印象が露わになっているみよ吉。
七代目八雲の愛人という立場にありながらも、八代目八雲に好意を寄せ、最終的に二代目助六の伴侶になるという経緯からもその変わり身の早さが伺えるのではないでしょうか。
ただ、個人的にはこちらも林原めぐみの新しい一面が見られる作品だと思います。
元気なキャラクターやクールなキャラクターが彼女の代名詞とも言えるほど、そういった役柄を中心に演じて来た印象がありました。
その中で異色とも言える、色気のある危険な女性のCVを担当。
初めて聞いた時に
「林原めぐみってこんなに色っぽい声が出るんだ!」
と驚いたのを覚えています。
元々クールな女性を演じることが多かった関係から、大人びた女性を演じることができないとは思っていませんでした。
素晴らしい実力のある人気声優ですので、できない役はないとさえ思っています。
しかし、それでもみよ吉のハマっている感は予想をはるかに超えていると言えるでしょう。
こんな色っぽい女性が近くにいたら、多くの男性が惑わされてしまうこと間違いなしと言えるほどの魅力を発揮していますので、彼女のファンなら必見です。
その新しい一面を知ることによって、より林原めぐみのことが好きになってしまいますよ。
VODで林原めぐみの出演作を見よう
「エヴァンゲリオンがもう一回見たくなった!」
「コナンの灰原って林原めぐみだったんだ…」
林原めぐみの代表作をご紹介しましたが、デビューから実に30年以上経過してもなお、声優業界の最前線を走り続ける林原めぐみ。
たくさんの出演作がありますので、見たことがない作品がありましたら動画配信サービスを利用して、出演作を網羅してみてください。
FODプレミアムやdアニメストアを利用すれば、林原めぐみの出演作がいつでもどこでも気軽に見られます。
無料期間もありますので、ぜひ上手に活用して彼女の出演作を楽しんでください。
ご紹介しました作品以外にもハローキティの声を担当していたり、2018年10月から放送予定のからくりサーカスでは、メインヒロインを演じる予定です。
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