早見沙織の代表作といえば、どんな作品が最初に浮かびますか?
出演する作品では様々なキャラクターを演じていますが、どれも癒しを感じるのが特徴的で、神秘的なキャラクターを務めることも珍しくありません。
このページでは声優として活躍する早見沙織のプロフィールや魅力、出演した代表作について、詳しく紹介していきます。
また最後には、早見沙織が出演している作品を無料で見る方法も紹介!
早見沙織の大ファンという方や、演技や声に魅了されている方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
目次
早見沙織のプロフィール
早見沙織は1991年5月29日生まれで、東京都出身の女性声優。
幼いころからオードリー・ヘプバーンの映画を鑑賞していましたが、発言から動きまで違和感なく声を当てられていることに衝撃を受けて、声優を目指すように。
その気持ちはすぐに実行されることになり、中学1年生になると日本ナレーション演技研究所に入所して、2006年3月にはアイムエンタープライズのオーディションに合格し、声優として活動することが決定。
声優として初めての仕事はドラマCDでしたが、2007年には『桃華月憚』の川壁 桃花役でアニメデビューを果たし、大学に進学してからも様々なメインキャラクターを演じます。
またアニメキャラに命を吹き込むだけでなく、キャラクターソングはもちろんこと、ユニット活動や吹き替え、ナレーションなど、声に関わる仕事に幅広く携わっているところも見逃せません。
透明感のある声が特徴的な声優
早見沙織がこれまでに演じたキャラクターは多岐にわたっています。
幼女からハイティーン少女、成人女性など年齢がバラバラであれば、性格も物静かな役柄だけでなく明朗快活な役を務め、そのたびに演じ分けています。
時に少年役を担当することもあり、この後紹介する早見沙織の演じたキャラクターを見れば、多種多様な人物を演じてきたことが分かるのではないでしょうか?
また精霊や人魚、天使といった神秘的なキャラクターを務めることが多く、様々な作品で早見沙織の名前を見つけることは難しくありません。
それでも透明感のある特徴的な声質をしていますので、初めて見るアニメでも、すぐに早見沙織が演じていることが分かるはずです。
音楽関係者も熱望した歌手デビュー
早見沙織はそれまでずっと声優として、声の仕事をメインに活動していました。
出演したアニメ作品に関連する音楽活動はおこなっていたものの、当時から音楽関係者から高い歌唱力が評価されており、歌手デビューが待ち望まれていた事実があります。
声優デビューから主題歌やキャラソンを歌ってきましたが、バラードやポップス、カバー曲から英詞の曲など、幅広く歌いこなしてきた過去がそのことを証明しているでしょう。
もちろんファンも待ち望んでいたことであり、早見沙織は2015年4月に自身のラジオでアーティストデビューすることを発表すると、当時は大きな注目を集めました。
個人名義によるデビューシングル「やさしい希望」はオリコン初登場11位になるだけでなく、主演を務めたアニメ『赤髪の白雪姫』でもオープニング曲として使用されることに。
他にも『カードキャプターさくら クリアカード編』にエンディング曲を提供するなど、歌手としても目覚ましい活躍を見せており、より注目せざるをえない声優に成長しています。
早見沙織が出演した代表作
それでは具体的に、早見沙織が出演した代表作を紹介してきましょう。
今や毎クール早見沙織の名前を見ることは珍しくなく、さらに多くの作品でメインキャラクターを演じていることから、注目してほしい作品は多々あります。
早見沙織の特徴が大きく生かされている作品から意外と思われているキャラクターまでをピックアップしてみましたので、ぜひチェックしてみてください。
STAR DRIVER 輝きのタクト
『STAR DRIVER 輝きのタクト』は2010年10月から2011年4月まで放送された、BONES製作によるオリジナルアニメ。
早見沙織はヒロインであるアゲマキ・ワコを演じており、重要なキャラクターを演じているだけでなく、作中の挿入歌も歌っていることで有名な作品となっています。
南十字島に封印されている力を守る巫女を演じる
早見沙織が演じているアゲマキ・ワコは、舞台となる南十字島でサイバディの封印を担っている四方の巫女(よものみこ)の1人・皆水の巫女(みなみのみこ)。
明朗快活で若干妄想癖を持っている腐女子な少女を演じており、物語序盤から終盤まで重要なキャラクターとして描かれています。
もう一人の主人公であるシンドウ・スガタとは許嫁の関係にありますが、南十字島に青春を謳歌するためにやってきたというツナシ・タクトと出会うと、彼の持つ魅力に惹かれていくのでした。
幼いころから歌手になる夢を持っており、島を出て東京に出たいと願っていましたが、自身に巫女の力が宿っていることを知ると諦めて巫女としての運命を全うすることを選択し、タクトとスガタと一緒に綺羅星十字団と戦っていきます。
アプリボワゼのシーンでは巫女の歌が流れる
『STAR DRIVER 輝きのタクト』では戦闘シーンが始まる直前に、巫女たちによる挿入歌が流れるようになっています。
全4曲が存在していますが、その中で「秋色のアリア」と早見沙織が歌う「木漏れ日のコンタクト」には挿入歌専用バージョンとオリジナルバージョンが存在。
挿入歌版はアカペラから始まり、ゼロ時間が発動するとオーケストラによる演奏が加わったものとなっているため、印象深いと誰もが感じるのではないでしょうか?
一方でオリジナルバージョンは挿入歌版とは全く異なるアレンジとなっており、聞き比べることで全く違う曲に感じるところも聞き逃せません。
早見沙織が歌っている「木漏れ日のコンタクト」はもちろんですが、戸松遥や日高里菜、小清水亜美が歌う他の巫女たちの曲もじっくりと聞いてみてください。
いずれもキャラクター性が出ており、神秘的で幻想的、それでいてどこか癒しを感じるはずです。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない
伏見つかさ原作のライトノベル『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』では、ヒロインである高坂 桐乃の親友・新垣 あやせを演じています。
第1期が2010年10月~12月、第2期が2013年4月~6月まで放送されるだけでなく、各それぞれWEB配信されたテレビ未放送話が存在。
アニメだけでなくゲームやコミカライズなど、幅広いメディアミックス展開が行われた作品で、今なお名作として語り継がれている作品です。
オタクに対する偏見を持つ少女を熱演
あやせは桐乃の親友で、彼女の同じティーン誌でモデルをしている仲間でもあります。
桐乃には不慣れだったモデルの仕事を助けてもらったことがあり、さらに勉強も面倒を見てもらうなど、公私ともにお世話になっている間柄でもあります。
また、あやせの家庭環境は父親が議員で母親がPTA会長を務めている環境であるため、厳格な両親に育てられたことから、やや潔癖な性格を持っています。
そのため親友である桐乃が間違った道を歩まないよう気にかけており、もしものことがあれば身を挺してでも彼女を守ろうとする行動も厭いません。
ただ桐乃がオタク趣味を持っていることを知ると、オタク=犯罪者予備軍という偏見を持っているあやせは大きなショックを受け、足を洗うよう説得します。
しかし聞き入れられることはなく、一時的に断交状態にもなってしまうのでした。
大切な親友のために行動している様子は、喜怒哀楽の感情が激しく描かれており、楽しく過ごしている様子もあれば、この上ない悲しみに暮れている用も描かれています。
そういった一つ一つの表情を演じ切っており、早見沙織の演技力が見事なまでに光っているところを目の当たりにできるでしょう。
桐乃の兄である京介に惹かれていくあやせ
桐乃を慕っていく中で、あやせは彼女の兄である高坂 京介とも交流していくことに。
初めこそ拒絶するような反応が見受けられますが、桐乃に関する相談ごとを一身に聞いてくれる姿勢などもあって、やがて京介に惹かれていくのでした。
京介が受験のために一人暮らしをすることになると、彼のために率先してご飯を作りに行くといった世話焼きの様子を見せており、その姿はまさに恋する乙女そのもの。
天使のような微笑みを覗かせれば、時としてヤンデレのような圧がかかった表情を見せるなど、多彩な表情を京介にも見せています。
京介とは紆余曲折を経て関係を築き上げていますが、桐乃の時と見せる表情とは全く別のものとなっているため、そこでも早見沙織の演技力の高さを実感できるでしょう。

魔法科高校の劣等生
『魔法科高校の劣等生』は2014年4月~9月まで放送されたアニメで、原作ライトノベルは佐島勤が手がけています。
2017年6月には劇場版も公開された作品で、そこで早見沙織はヒロインであり主人公の司波 達也の妹・司波 深雪役を務めています。
誰よりも敬愛して「お兄様」と呼ぶ深雪
深雪は何よりも兄である達也を敬愛しており、校内でも兄に対する愛情などを包み隠さず接していることから、周りからブラコン認定されているほど。
しかしそれは過去のできごとが起因しており、初めこそ感情が薄い達也を不気味に思っていましたが、誘拐された際に実の兄が救ってくれたため、以降「お兄様」と呼んで慕うようになります。
舞台となる国立魔法大学付属第一高等学校では、入学試験で優秀な成績を収めた一科生とそうでない二科生との間で差別問題が発生しており、一科生として入学した深雪は二科生である兄の達也の状況をいつも憂いています。
ただ達也は自分の秘めた能力を誇示することは一切なく、身の回りで発生する事件を最前線に出て解決のために行動しては、その高い実力が徐々に証明されていきます。
達也にとって地位向上のために取った行動ではなく、評価されたとしても決して驕ることもないため、深雪はもっと自分を高く評価してほしいと願うばかり。
しかしそれが達也の素晴らしいところだと認識しているのも事実で、常に恋い慕っているような早見沙織の演技が光っています。
心優しい少女でもある深雪
早見沙織の声質も相まって、深雪のキャラクター性をよく理解せずとも、彼女がとても心優しい少女であることが分かるでしょう。
それは深雪の普段の振る舞いや丁寧な口調からも察知することができますが、何より早見沙織の透明感のある声が、より強く感じさせています。
実際に不当な差別に遭う達也を憂いている様子や、仲間が傷つけられている様子を黙って見過ごさないところなど、作中で深雪の心優しい一面が随所に表れています。
達也を盲目的に慕っている様子だけではなく、仲間にも気を配りながら接している様子は司波 深雪というキャラクター性が如実に表れている部分です。
そこに早見沙織の声が加わることによって、魅力的なキャラクター性が数倍増し担っている様子をぜひチェックしてみてください。

十二大戦
西尾維新さんが原作手がける、12人の戦士たちによるバトルロワイヤルが描かれた作品が『十二大戦』で、2017年10月~12月の期間で放送されました。
そこで早見沙織は戦って解決するよりも、話し合いを経て平和的に戦いや問題を解決しようする申の戦士・砂粒を演じています。
高い実力を持っていながら争いを好まない
『十二大戦』では多種多様な戦闘スタイルと特徴を持っている12人の戦士たちが、最後の1人になるまで争い続けるバトルロワイヤルが展開されています。
その中で早見沙織が演じる申の戦士・砂粒は得意な存在で、バトルロワイヤル開幕してすぐに「必勝法」と称して、平和的に戦いを終わらせることができる案を提案。
ところが彼女の狙いは実現することなく、会場となったフロアが爆破されたことで激しい戦いが幕を開けることになるのでした。
戦いが始まっても姿勢は変わらず、何とかして話し合いなどで平和的に十二大戦を終わらせようと行動していく砂粒でしたが、やがて卯の戦士・憂城の前に倒れてしまいます。
砂粒の実力は参戦した戦士たちの中でもトップ3に入るほどの力を持っているとされていますが、その力は防御や牽制のために使われており、攻撃手段として用いていません。
ここでも優しい心を持ったキャラクターを演じていますが、大人しさはなく積極的な姿勢を持っているため、ひと味違う早見沙織の演技を見ることができでしょう。
戦士と私生活では異なる表情を持つ砂粒
砂粒の私生活はごく一般的な家庭となっており、そこで彼氏と同棲していることが明らかになるだけでなく、結婚を視野にしていることが分かります。
日常における砂粒は母性に溢れた女性として描かれており、とても高い戦闘能力を持った戦士には思えないでしょう。
しかしTVニュースなどで世界中の戦争や紛争に関する情報を目にすると、急に戦士としての性分が蘇ってか、憂いた表情を見せるようになります。
戦士ながら世界中の戦争を平和裏に解決してきた砂粒がどういった気持ちで過ごしているのか、なぜ危険な戦場を飛び回っているのかが、一つの場面に詰まっています。

政宗くんのリベンジ
『政宗くんのリベンジ』は2017年1月~3月まで放送されたアニメで、原作漫画が月刊ComicREXで連載されていた作品。
早見沙織は中性的な容姿を持った男子高校生の朱里 小十郎を演じており、男の子ながら女子らしい振る舞いをするキャラクターを演じきっています。
物語の脇役ながら印象強いキャラに
朱里 小十郎は物語に深く関わるキャラクターではありませんが、主人公である真壁 政宗の友人として登場しており、彼と行動している様子が描かれています。
男子生徒ですが、外見は中性的に見えるだけでなく、身につけているバッグやアクセサリーといった装飾品がかわいらしいものばかりで、まるで女の子のように見えてしまうことも。
そのため学校の女子からは「総受けの小十郎きゅん」と呼ばれ、腐女子気質のある双葉 妙からは政宗とのカップリング材料として扱われています。
早見沙織にしては珍しい少年役となりますが、見た目が女の子そのものであるため、難しい役柄だったのではないかと想像できます。
しかし見た目や言動が女の子らしくとも、しっかりと少年キャラクターとして演じているため、これまでにない早見沙織の演技をみることができるでしょう。

VODで早見沙織の出演する作品を見よう
早見沙織が出演した代表作を紹介しましたが、主に優しい心を持った少女を演じていることが多く、彼女の代名詞とも呼べるキャラクターばかりとなっています。
「早見沙織が演じているかわいいキャラクターに癒されたい!」
「政宗くんのリベンジの小十郎って、早見沙織だったんだ…」
紹介した作品でこのような感想を持った方、懐かしく感じてもう一度見てみたいという方は、VOD(ビデオ・オン・デマンド)の利用がおすすめ!
アニメはリアルタイムで見ることが一番ですが、学校や仕事などの都合で難しい場合もあるでしょう。
U-NEXTやAmazonプライムを使えば、いつでも早見沙織の出演作品を視聴することができ、さらに利用するVODによっては、スマホにダウンロードしてどこでも見ることができます。
お試し期間を設けているVODは多いですので、実質的にアニメを無料で見放題に!
早見沙織が出演している作品は多く配信されていますので、懐かしい作品から気になった作品まで、ところん楽しんで癒されてくださいね。


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