僕だけがいない街は2016年1月から3月までフジテレビ「ノイタミナ」枠ほかで放送されました。
タイムリープの能力がある主人公が、小学校時代の過去へ行き、事件の回避をめざすサスペンスストーリーです。
原作者は三部けいさんで、ヤングエースにて2012年7月から2016年4月まで連載、単行本は全8巻です。
このページでは、僕だけがいない街のあらすじや見どころ、登場キャラクターをネタバレなしで紹介していきます!
また、アニメを見逃してしまった方に無料で視聴できる方法をお伝えします。
僕だけがいない街を好きな方やタイムリープが好きな方はおすすめの作品なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
目次
僕だけがいない街のあらすじ
2006年、主人公の藤沼悟は事故や事件などの悪いことが起きる前に巻き戻る能力を持っており、悟は「再上映(リバイバル)」と呼んでいます。
リバイバル現象は自分の意思とは関係なく発生します。
その結果、事故などを未然に防ぐ行動を取りマイナスだったことがプラマイ0になるか、自分にマイナスなこと(例えば自分が事故に遭うなど)が起きます。
ある日、ピザ屋のアルバイトをしている悟は配達中にリバイバル現象が起こり、自分が事故に遭遇。
事故に遭った息子を心配した母親の佐知子は、悟のアパートで暮らすことになります。
後日、悟は佐知子との買い物中に駐車場でリバイバルが起こり、佐知子は怪しげな男からの視線に気が付きました。
佐知子から過去の誘拐事件の話を聞いた悟は、18年前に起きた誘拐事件のひとり雛月加代を思い出します。
そのころ、佐知子の考えで18年前の連続誘拐事件の真犯人に辿りつこうとしたが、真犯人によって殺害されます。
アパートに戻った悟は、自分が容疑者として警察に追われているときにリバイバルが発動、目の前の景色は1988年の小学校時代でした。
この時代で何を防げば母親が殺されずに救えるのか、子供に戻った悟は誘拐事件の違和感を探し出し、真犯人へと迫っていきます。
僕だけがいない街の原作者
原作者の三部敬さんは「電撃アドベンチャー」でデビューされます。
過去に「ジョジョの奇妙な冒険」の原作者・荒木飛呂彦さんのチーフアシスタントを務めています。
僕だけがいない街の単行本化の際は、オビに荒木さんから推薦コメントが寄せられました。
現在はヤングエースにて2017年8月より「夢で見たあの子のために」を連載中です。
僕だけがいない街のメインキャラクター
藤沼 悟(ふじぬま さとる)
CV:満島真之介(成人)・土屋太鳳(10歳)
自分の心に踏み込むのが怖いと思う29歳の売れない漫画家。
再上映(リバイバル)という能力を持っており、自分の意思に関係無く事故や事件が起こる約5分前にタイムリープする。
母親の佐知子が殺害されたことがきっかけでリバイバルが起こり、悟は1988年という18年前の小学校時代へと巻き戻る。
18年前は誘拐連続殺人事件が起きた時期であり、事件を回避することで母親も救えると考えた悟。
被害者のひとりである雛月加代に何か違和感を感じた悟は、彼女と友達になるために加代へ踏み込むことを決意する。
雛月 加代(ひなづき かよ)
CV:悠木碧
小学校時代の悟のクラスメート。
母子家庭で母親からの虐待がひどく、暗くあまりしゃべらない性格になり、クラスメートの中では浮いた存在になっている。
口癖が「バカなの?」。
1988年の連続誘拐事件の被害者であり、3月1日に死亡。
リバイバルした悟から「友達になりたい」と言われてから、徐々に悟や悟の友達に心を開くようになる。

片桐 愛梨(かたぎり あいり)
CV:赤﨑千夏
悟が働いているピザ屋の後輩。
明るく人見知りしない飾らない性格で、配達中に事故に遭った悟のお見舞いに行き、悟との距離感が少しちぢまる。
父親にまつわる苦い過去から人を信じることをモットーにしており、悟が母親の殺害の容疑者として追われている最中も悟が犯人では無いと信じ続けた。
愛梨の行動で悟はピンチになるが、愛梨の「信じたい」という想いは、その後の悟に大きな影響を与える。
藤沼 佐知子(ふじぬま さちこ)
CV:高山みなみ
悟の母親で、息子が仕事中に事故に遭ったと知り心配して上京してきた。
高い洞察力や観察力を持っており、また人の考えが読めるような発言をする。
テレビ石狩の報道部のアナウンサーを務めていたため、元同僚で現在フリージャーナリストの澤田真と交流がある。
澤田から1988年の連続誘拐事件の情報を聞き、真犯人の存在を知った佐知子だったが、真犯人の手によって殺害されてしまう。
1988年にリバイバルした小学生の悟に違和感を感じながらも、悟の行動に背中を押す。

小林 賢也(こばやし けんや)
CV:大地葉(10歳)・柄本佑(26歳)
悟のクラスメイトで友達からはケンヤと呼ばれている。
弁護士の父親の影響で、10歳とは思えない観察力と推理力を持つため、リバイバル後の悟の変化に気付いて指摘した。
悟の行動する姿に憧れを抱き、悟の親友として一緒に加代の虐待を防ぐために奮闘する。
八代 学(やしろ がく)
CV:宮本充
茶目っ気のある性格で生徒からの人気が高い、悟の小学校時代の担任。
悟から加代の虐待について相談に乗ったり、児童相談所と一緒に加代の母親を訪ねるなど積極的に加代を保護しようと協力してくれる。
父親が居ない悟からは、父親のような感情を向けられる。
僕だけがいない街の見どころ
僕だけがいない街は2016年4月に漫画の最終回を迎えました。
そして、ほぼ同時期にアニメの最終回と実写映画の公開でした。
クオリティの高い作品としてそれぞれ魅力がある僕だけがいない街の見どころを紹介していきます!
展開が読めないストーリー
まず最初の見どころとしては、先の展開が読めないストーリーに惹きこまれます。
佐知子が殺害されたシーンからすでにクライマックスな展開ですが、その後にリバイバルが起こり、過去の事件の真相を解き明かすストーリーには目が離せません。
2006年と1988年の舞台を行き来する悟が、真犯人の行動にめげずに、正義の味方として加代を救おうとする姿がとてもカッコいいです。
また、この作品にはたくさんの伏線が隠されています。
伏線は日常会話などに含まれているので、サラッと流されていきます。
視聴中はドキドキしながら、事件のピースがはまっていくのを見守っていました。
タイムリープ作品が好きな方におすすめ
オリジナル時間軸と1回目のリバイバルが起こった軸とでは少し違った展開を見せます。
同じ場面を繰り返すのはタイムリープ作品の醍醐味でもありますね。
僕だけがいない街では、間違い探しのような感覚でストーリーが進みます。
まるで1本の映画を見ているようでとても面白いです。
タイムリープが好きな方にはおすすめの作品となります!
真犯人はあの人!?
気になるのが真犯人ですよね。
ストーリーを追うごとに「この人が犯人?」とか「いや、違うなぁ」や「やっぱり怪しい!」など、とてもハラハラしたまま怪しい人物を考察していきます。
悟の行動とともに真犯人に迫っていく展開には、とても夢中になれます。
そして、悟が事件の真実を知ったとき、意外な人物と対峙します。
僕だけがいない街の初めての視聴は、ぜひネタバレなしでチェックしてみてくださいね。
漫画・アニメ・実写映画で異なるラスト
2016年4月に漫画が完結したので、同時期にメディア展開したアニメの最終回や実写映画のラストの結末が違います。
じつは、作品のタイトルである「僕だけがいない街」についても、大きな意味が含まれており、それぞれ異なった意味となります。
ぜひご自分でそれぞれのタイトルの意味やラストエピソードを確認してみてくださいね。
僕だけがいない街を無料で見る方法
僕だけがいない街は残念ながら2016年3月にテレビ放送が終了しました。
もう1回見たい方やまだ見れていない方に向けて、おすすめのVDOをご紹介します!
dアニメストアでは全話配信中で、初めての登録後は31日間無料で見放題となります。
また2600作品以上もアニメが配信されているので、お試し期間が終わっても月額400円(税抜)で見放題で楽しめます。
U-NEXTでもトライアル期間があり、31日間は無料で見放題です。
トライアル特典として600円分のポイントがもらえるので、U-NEXTで実写映画もチェックできます。
ぜひ僕だけがいない街が好きな方、タイムリープが好きな方はチェックしてみてくださいね。


今はスマホさえあれば、いつでもどこでも最新アニメを見られる時代。とはいえ、VOD(ビデオ・オン・デマンド)はどれも似たようなサービスばかり・・・
そこで、年間500本以上のアニメを見ている管理人がおすすめVODベスト3を選抜! あなたにぴったりなVODがきっと見つかりますよ。